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Web環境でAccessの利用方法
WebでAccessを利用するには、アップサイジングという手段がもっとも有効だと思われますが、これはSQL-Serverは同じMicrosoft社という事で非常に親和性が高く、Accessで開発したシステムを簡単にSQL-Serverに移行することが出来るからです。簡単と言っても、Accessのシステムは製作者によって品質にバラツキがあります。もともと、ダイナセットで作ってあるシステムの場合、レコードを全てSQLで書き換えなければなりませんし、テーブル構造の見直しも必要となる場合があります。
他のデータベース(ORACLEやMySQL等)にも接続できますが、ODBCというコネクションみたいなプログラムを介す必要があります。レスポンス(オーバーヘッド)の問題もあり、出来ればSQL-Serverを使って直接接続した方が、安全に、そして高速にデータベースを利用できます。
Web環境で利用する場合に、AccessはADPというファイル形式になります。このADPはAccessをWeb利用する為のファイル形式です。通常のAccessファイル(mdbやaccdb)は、そのファイルの中でレコードの抽出や加工を行います。それをWebを介して、サーバー側で処理させることが出来るファイル形式です。その変換もアップサイジングの際に自動でやってくれます。
構造やレコードセット、VBAも含めて、全てSQL-Serverで動く様に制作されたAccessMDB(ACCDB)は、5分もあれば簡単にSQL-Serverに移行することが出来ます。※SQL-Serverが既にセットアップされている場合。 もちろん、MDBとしても機能しますのでハイブリッド仕様となります。この様な仕様のMDB(ACCDB)は、LAN環境でMDBで動かしても高速で安全に動作します。
SQL-Serverとは
SQL-Serverとは、Microsoft社が提供するデータベース製品で、Accessのテーブル部分に特化し、より高速に、そして安全に運用できる製品です。
【SQL-Serverの各エディション】
| エディション | 概要 |
|---|---|
| Datacenter | ミッション クリティカルな大規模システムに最適 |
| Enterprise | 中〜大規模な基幹業務システムに最適 |
| Standard | 小〜中規模な部門システムに最適 |
| Workgroup | 小規模システムに最適 |
| Web | インターネット公開用WEBサイト |
| Developer | 開発者向け |
| Express | (無償)制限付き小規模向け |
| Compact | (無償)組み込みシステム向け |
通常、SQL-Serverの購入には、プロセッサーライセンスとサーバー/クライアントライセンスの購入方法があります。
○プロセッサーライセンス・・・だれでも不特定多数がアクセスできるライセンス
○サーバー/クライアントライセンス・・・サーバーに対してクライアント数をCalという単位で購入するライセンス
Standardエディションでプロセッサーライセンスは100万円~はしますし、サーバー/クライアントでも10Calついて30万円〜はします。※詳しくは公式ホームページを参考にしてください。
ここで注目したいのが「Express」版です。制限付ではありますが無償で利用可能なデータベース製品です。Express版はCalという概念が無く、プロセッサーライセンスに近い感覚で利用できます。100万円〜するStandardと比べて、無償で提供されているという事はそれなりの制限があります。
【主な制限】
| 機能 | Express | Standard |
|---|---|---|
データベース容量 |
10GB |
無制限 |
利用可能メモリ |
1GB |
64GB |
ミラーリング |
- |
○ |
管理機能 |
- |
○ |
細かくは他にもありますが、ざっくりとこんな感じです。
ここで忘れてはいけないのが、Accessと比較するとどうなのか?という事です。Accessと比較すると、劣っているところはありません。これが無料で使えるのであれば、Accessで開発したデータベースをAccess/SQL-Serverに移行した方が高速で安全なシステムとなります。
SQL-Server2008R2 Expresのダウンロードはこちら
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