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Accessとは
AccessとはExcelのお兄さん的なイメージがありますが、役割が全く違います。Excelは表計算ソフトであり、Accessはリレーショナルデータベースです。Excelにもデータベース的な機能がありますが、やはり表計算ソフトであり、データベースではありません。
Accessでできること
○中小企業の簡易データベースから、大手企業の基幹業務システムまで、目的に応じた高度なシステムを開発出来る。
○データを蓄積するテーブルから、情報を入力するフォーム、分析したグラフや集計したレポートまでAccessだけで出来る。
○他のデータベースに接続する事で、メインシステムの情報から部署に必要なサブシステムを構築できる。
○外部からの情報(ヤフーオークションのサーバーの情報)をAccessに取り込んで加工・分析等が出来る。
○SQL-Serverにアップサイジングすることで、インターネットを利用した複数人で使えるシステムを構築できる。
Accessのデータの扱いを熟知する事で、複数人でもWEBを利用したシステムでも構築可能です。通常、データベースというとSQL-ServerやMySQL、ORACLE等をイメージしますが、例えば、SQL-Serverはフォームに.NETを使い、MySQLではPHPなどを使います。レポートも別のシステムを組み込まなければなりません。しかし、Accessではレポート作成まで、1本のソフトで出来ます。外部との情報のやり取りも優れており、VBAを利用する事で、簡単に情報の取り込みや出力が可能です。
もう一つは、開発後にデータベースの部分をSQL-ServerやMySQLにすることが出来るという事です。開発時にはAccessで開発し、後でデータベース部分をSQL-ServerやMySQLに変えることが出来ます。これも優れた特徴であり便利な機能です。特に同じMicrosoft製品であるSQL-Serverをサーバーに置いて、アップサイジングという機能を使うと、ボタン一つでWEB-DBを作ることが出来ます。※Web環境でAccessを運用を参照
比較するのであれば、Accessのテーブル部分であるJETがSQL-Serverと比較してどうか?という事になります。 Accessとしてはテーブルだけでなく、フォームやレポートの機能もあります。要するにAccessひとつでレポートまで出来る統合型データベースという事になります。比較対象は「桐」や「ファイルメーカー」という事になります。
Accessは外部からの情報の入力(インポート)や、外部への情報の出力(エクスポート)も可能です。更には外部への問い合せも可能となります。例えば「Yahooショッピング」や「じゃらん(旅館の予約サイト)」等のサイトの様に、API(外部からの情報入出力窓口)を公開しているようなサイトに対して、接続して情報の入出力も可能です。
以前には、為替取引で注文や決済をAPI(外部からの情報入出力窓口)で公開している会社がありましたが、その様なシステムに対して注文や決済をAccessから行い、自動売買システムを構築したようなケースもあります。Access単体でシステムを構築することはもちろんですが、VBAを利用して外部システムとの連携をしたシステムも構築可能です。
更には、データベース部分をSQL-ServerやMySQLにする事で、レンタルサーバーを利用して、窓口業務はhtml(PHP)やスマートフォンを利用して、管理業務はAccessで行う事も可能です。※MySQLの場合ODBCでの接続となります。
「〜をしたい」と言う時に、Accessで出来る事は特にバックオフィスの部分です。その部分をあえてLAMPで開発する必要はありません。社内業務であれば多くの場合、Accessで充分に目的は達成されます。
Accessが苦手なデータベース
逆に苦手なデータベースは、レスポンスで0.01秒を争うようなデータベースです。株や為替などのメインシステムや、銀行のメインシステム、鉄道の切符を発行するシステムや、チケットを販売するようなシステムです。これらは不特定多数を対象にし、0.01秒を争うようなシステムです。デッドロックはもちろん、システムダウンなども許されません。
通常の基幹業務システムであれば大部分をカバーできます。日本の95%のシステムはAccessでカバーできます。
Accessの欠点
誰でも3万円だせば、高度なデータベースを作る「環境」が手に入ります。環境が手に入るだけで、高度なデータベースが出来るわけではありません。LAMP(Linux,Apache,MySQL,PHP)でWEB-DBを作ろうとすると、Linuxから始まり、開発環境を作るまでに相当な知識が必要となります。誰でも「環境」が手に入るわけではありません。
誰でも3万円だせば、高度なデータベースを作る「環境」が手に入るという事は、長所に思われますが実は短所です。誰でも「環境」が手に入るため、粗悪なDBも存在します。よく壊れやすいという事を聞きますが、それはAccessではなく技術者の問題です。出来栄えも技術者によって品質がバラツキ、価格もバラツキが出ます。
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